習い事を始めると、その成果を発表する機会、『発表会』がありますよね。
ピアノを習っていると、だいたいのピアノ教室で、発表会が一定期間ごとに開かれることと思います
でも、どうして発表会があるのでしょうか？
人前でピアノを弾くと緊張するし…習うだけではだめなのかな
発表会は出なくていけないのかな…疑問が浮かびますよね。
ピアノ発表会は、音楽を学び、成長していく過程で、とても大切な役割を果たしています。
ただピアノ演奏の技術を向上させるだけではなく、生徒さんが自分を表現する力を身に着け、発表会に向けて目標を持って挑戦することは、かけがえのない成長を得られる成長の機会となります。
それでは、本日は、ピアノ発表会のもたらす効果とその役割についてお話します
1. 目標の設定とピアノに対する意欲の向上
いつもと同じ日課をこなしていると、どうしても慣れがでてしまいますよね
そこで、ピアノ発表会という機会により目標を設定することで、ピアノを学ぶことに対する意欲が向上します
ピアノ発表会は、生徒さんにとって、いつもと違う日常であり、そして一つの明確な目標となります。
「発表会までに、弾く曲を仕上げなければいけない」「みんなに喜んで聴いてもらえるように、完璧に弾けるようにしよう」など、明確な目標ができることで、ピアノ演奏に対する取り組み方や意欲が大きく変わります。
明確な目標があることで、練習に対する集中力や取り組む時間が増加し、いつもよりも、高いレベルの曲に挑戦しようとする意欲などが湧きやすくなります。
そして、発表会を通じて、自信がつき、ピアノがより楽しく感じられることになるでしょう‼
2. 自己表現の機会の場
普段の日常では体験することができない、生徒さんが「自分自身を表現する」という大切な経験ができる場所、それが発表会です。
たくさんの前で演奏したり、お父さんやお母さんの前で日頃の成果を発表することにより、自分自身を客観的に見つめ、自分の演奏を分析する力が育まれます。
特に幼児期は、人前での演奏を通じて、自信をつけたり、自己肯定感を高めたりすることができるのもピアノ発表会のメリットといえるでしょう。
3. ピアノ発表会での成功体験が自分への自信につながる
ピアノ発表会で、成功体験を得ることは、子どもたちにとって、とても大きな自信になります。
ピアノ演奏がうまくいった、挑戦してきたことをクリアすることができたという経験は、また、次の目標にむけてのモチベーションにつながります。でも発表会でミスしてしまうこともあります。
しかし、その反省をやる気に変えて、次回に活かすことは必ずでき、大きな時間軸からみれば、きっと子どもたちの成長を促すことになります
4. お友だちの演奏から学ぶ
発表会では、他の生徒さんの演奏を聴くことができる機会も得られます。自分と同じぐらいの年齢の生徒さんや、少し上の学年の生徒さんの演奏を聴くことで、大きな刺激を受け、私も、もっと頑張ろう、私もこんな演奏をしたいなどと感じる場になることでしょう。
発表会を通して、ライバルとなる存在や目標となる存在がいることで、さらにやる気がアップすることになります。きっと、ピアノの表現の幅が広ががることでしょう
5. マナーやルールを学ぶ機会
発表会では、音楽だけでなく、社会的なマナーやルールを学ぶ場ことができます。
お友だちの演奏に静かに耳を傾けたり、演奏に拍手を送ったり、会場での礼儀やルール守るなど、発表会を通じて自然と社会との係わりがもてるのも重要なポイントです。
これらのマナーは、きっと子どもたちの成長において重要な役割となるでしょう
6. 発表会にむけての準備が心の成長を育む
発表会にむけての準備は、単にピアノ演奏の技術の向上だけではありません。
心の成長にもつながり、特に、人前で弾くことは、とても緊張することですが、それを乗り越えて演奏する経験は、自分自身の限界を超える力を養います。
これにより、集中力やプレッシャーに対処する力が育まれていきます。
まとめ
ピアノ発表会は、ピアノ演奏が上達するだけでなく、生徒さんたちが、自信を持ち、そして自己表現を学び、他の生徒さんからも学ぶための大切な場です。
決して強制するものではなく、自由に参加することを尊重しつつも、発表会を通じて得られるメリットたくさんあります。
高瀬ピアノ教室では、１年半に一度、『Little Pianist』ピアノ発表会を開催しています。
富士市のピアノ教室、TAKASEピアノ教室では、「楽しく音楽を学ぶ」をモットーに、ひとりひとりの個性を大切にした丁寧な指導を心がけたレッスンを行っております。
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