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『ピアノの秘密』ストリートピアノの社会的意義と音楽が伝える魅力とは?

最近では、いろいろな場所でも目にすることが多くなってストリートピアノ。ピアノ教室の近くにある「道の駅 富士川楽座」の展望台にも置かれていて、私もたまに弾いております。でも、一体、何のために置かれているのでしょうか?

ストリートピアノの歴史から考えてみましょう。

ストリートピアノとは?

ストリートピアノは、公共の場所に設置されたピアノで、誰でも自由に演奏ができるものです。駅、公園、ショッピングモールなど、様々な場所に設置され、「街中ピアノ」「駅ピアノ」「空港ピアノ」とも呼ばれます。そのアクセスの良さと公共性が特徴であり、通常のコンサートやライブではなく、気軽に立ち寄って演奏を楽しむことができます。ピアノ演奏と聞くと、なんとなく形式的で堅苦しいイメージがありますが、ストリートピアノの普及により、音楽との距離が縮まり、年齢や経験に関係なく、誰もが参加できる気軽な魅力があります。

地域コミュニティの活性化への貢献

ストリートピアノは、地域コミュニティの活性化にも寄与しています。ピアノを中心に人々が集まり、そこにはコミュニケーションが生まれ、新たな出会いや友達作りの場となりこともあります。ストリートピアノを活用して地域のつながりを深めることができます。

私も先日、東京都庁のストリートピアノを弾きに行ってきました。

平日でしたが、ピアノが設置してある展望台にあがるためのエレベータでは、インバウンドの影響もあり長蛇の列。これでは、きっとストリートピアノも並んでいるだろうと思っていたのですが、誰も弾いていませんでした。

係員さんに案内され、5分の演奏を気持ちよく弾かせていただきました。ピアノの周りには人が集まり、温かい拍手をいただき一体感を得ることができました。何もないところにコミュニティーが生まれる。そんな経験でした。

世界のストリートピアノブームへの発展

2008年にイギリスのアーティスト「ルーク・ジェラム」によって始められた「Play Me, I’m Yours」プロジェクトが、世界中にストリートピアノの普及を促しました。

日本でも2011年に鹿児島で初めてのストリートピアノが設置され、その後全国各地に広まりました。東京都庁が2013年に設置したことは、日本のストリートピアノブームの火付け役となりました。

まとめ

ストリートピアノは、音楽を通じて人々が交流し、コミュニケーションが生まれる場として重要な役割を果たします。ピアノ演奏が苦手な人でも気軽に楽しめることから、音楽教育の面でも貢献しています。子どもたちがピアノに触れる機会が増え、音楽への興味が高まっています。

音楽が身近にある社会。とても素敵ですよね。

富士市のピアノ教室、TAKASEピアノ教室では、「楽しく音楽を学ぶ」をモットーに、ひとりひとりの個性を大切にした丁寧な指導を心がけたレッスンを行っております。

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