ピアノの蓋を開けて、中の様子を見たことがありますか? 中をのぞくと、鍵盤からたくさんの弦が伸び、小さなハンマーがついています。
このような構造で、どうして音が出るのだろうと疑問を持りますよね。
それでは、ピアノからどうして、こんなにもきれいな音が出るのか仕組みを解説してみます。
ピアノの内部をのぞいてみると、「ピアノ線」と呼ばれる針金のような細い線がたくさん張られています。
同じように見えるピアノ線も、長さや太さがそれぞれ違っていて、これによって音の高さが変わってきます。
ピアノの鍵盤の数だけピアノ線が張られていて、鍵盤を叩くと、その動きに連動して小さなハンマーがピアノ線を叩き、音が鳴る仕組みになっているのです。
きっと、古き時代から、よりよいピアノを作り出そうと、研究を研究に重ね、ピアノは進化してきたのでしょうね。
また、ギターの弦は指で弾いて音を出すのですが、ピアノの場合は、小さなハンマーが弦を叩いて音を出します。
しかし、ハンマーで叩くだけではあまり大きな音は出ないのです。
そこで、一工夫あり、ピアノには大きな共鳴箱がついており、その中の空気を振動させることで音を大きくしています。
この仕組みは、形が違うグランドピアノもアップライトピアノも同じです。
違いは、グランドピアノでは弦が横に張られているのに対して、アップライトピアノでは弦が縦に張られているところです。
どちらのピアノも、美しい音色を生み出すための工夫が詰まっている楽器ですね。
ピアノの内部のメカニズムを知ると、さらに演奏する楽しみが増えるかもしれません!
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