6月27日、グランシップ中ホールにて
ドイツ出身のピアニスト、ヨナス・アウミラーさんのピアノリサイタルを聴きに行ってきました。
今回のプログラムは、リスト、ショパン、ベートーヴェン、ブラームスと、
ロマン派を中心に彩り豊かなラインナップ。
1曲1曲、まるで短編映画を観ているかのように、音の中に情景が広がり、
その表現力の豊かさに心を奪われました。

なかでも圧巻だったのは、リサイタルの最後を飾った
リスト《交響詩 第3番「前奏曲(レ・プレリュード)」》。
この作品はヨナスさん自身による編曲とのことですが、
原曲の壮大さを保ちつつ、ピアノ1台でここまでの世界を描き出せるのかと驚かされました。
音色は繊細でありながら、しっかりと芯があり、
柔らかく包み込むような響きと鋭い情熱が交錯する瞬間は、まさに”魔法”のよう。
まるで映画のシーンが浮かぶような音のストーリーテリングに、
ただただうっとりと聴き入りました。

そして何より……外見もとてもハンサムで、
勝手ながら、私は密かに「貴公子」と呼ばせていただいています☺️
演奏が始まると、その佇まいと音楽との一体感がまるで舞台の主人公のようで、
見惚れる瞬間もしばしば。
帰宅後、彼のことを少し調べてみると、
あの名教師、セルゲイ・ババヤン氏に師事していることを知り、
またひとつ感動が増しました。
ババヤンといえば、私が中学生の頃に浜松国際ピアノコンクールの初代優勝者として注目され、
テレビのLIVE中継でその演奏を聴いたあの日の衝撃は今でも忘れられません。
感動のあまり、銀座ヤマハで彼のCDを買ったあの記憶がふと蘇りました。

そんな音楽的な系譜を継ぐヨナス・アウミラーさん。
なんと、次回のショパン国際ピアノコンクールには予備予選免除で出場されるとのこと🎹✨
もう今から楽しみすぎて……
秋のLIVE配信では、また寝不足の日々がやってきそうです🌙💤
素晴らしい音楽との出会い、
そして過去の記憶と未来へのワクワクがつながる時間に、心から感謝です。

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